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バレリーナのダイエットの正体

「アスリート」というと、スポーツ選手ですよね。
または、アマチュアでも結構シリアスに競技に取り組んでいる人というイメージ。

一方「バレリーナ」は、優雅でおっとりとしたイメージ。

でももし、バレエの舞台を生で見たことがあれば、バレエダンサーの体を間近で見たことがあれば、
その筋肉質なラインに驚くと思います。

バレエはかなりハードな運動です。(芸術だけど)

運動量では、アメリカンフットボールをしのぎ、
あらゆるスポーツの中で、最も脳細胞が活発に働く(=アタマを使う)という研究結果があるほどです。

バレリーナには体形のために食事に気を使っているイメージもありますが、
確かにそうだとして、それはやせるためというよりは、
体を調子よく動かすために、食事の内容を大切にしているというのが大きいです。

体を軽くして、頭をクリアにしておく。
そうしないと良い踊りができない。

むしろ、体の脂肪はきちんと筋肉を使うレッスンをしていれば
勝手に落ちます。

やせるためのダイエットとは違うけど、コンディションを整えるためのダイエット、ですね。

汗をかいたら老廃物も出て、デトックスになるし。
バレリーナが年齢不詳(若く見える)なのはそんな理由もあるでしょうか。

ただ、大変なのが、アスリートは立ち止まれないってことです。
バレリーナは「稽古を1日休んだら自分が分かる、3日休んだら仲間が分かる、1週間休んだら観客が分かる」と言われるくらい。
体の調子が落ちて、誰よりも納得しないのがダンサー本人なのですね。
だから稽古は休まない。暴飲暴食もしない。自分のために。

オリンピック競技にバレエがあったら、ダンサー=アスリートというのが世の中に納得されるだろうなと思います。
実際はあまりそう思われてないですけどね。

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